杉並区で庭付き一戸建てを持つという選択〜「庭が欲しい」から考える、子育て世代の住まい探し

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こんにちは。なかの不動産の中野です。

「子どもが生まれたら、いつか庭のある家に住みたい」

そんな希望を聞くことがあります。

マンション暮らしではなかなか叶えづらい、自分たちだけの庭。

子どもが走り回ったり、家庭菜園をしたり、夏には小さなプールを出したり。

休日の朝にコーヒーを飲みながら、庭の植物を眺める。

そんな暮らしに憧れる方もいるのではないでしょうか。

一方で、庭付きの一戸建てを探し始めると、

「庭を取ると建物が狭くなる」

「土地が広くなると予算が合わなくなる」

「駅から離れないと見つからない」

という現実にもぶつかります。

ここで大切なのは、「庭付きの家を探す」のではなく、「庭のある暮らしで何をしたいのか」を先に考えることだと思っています。

10坪の庭と20坪の庭では、できることが違います。

でも、20坪の庭がなければ理想の暮らしができないとは限りません。

今回は、杉並区で庭のある戸建てを検討するときに、土地の広さだけではなく、「その庭でどんな暮らしをしたいのか」から考えてみたいと思います。


目次

杉並区で「庭のある暮らし」を考える理由

杉並区というと、荻窪や西荻窪、阿佐ヶ谷、高円寺など、駅周辺の街のイメージが強いかもしれません。

でも、駅から少し離れて住宅街に入ると、低層の戸建て住宅が並ぶエリアも多くあります。

善福寺公園や和田堀公園など、まとまった緑がある場所もあり、そもそも「自然の近くで暮らしたい」という希望と相性のよい地域です。

もちろん、杉並区だからといって、どこでも広い庭付き戸建てが見つかるわけではありません。

駅距離や土地の形、前面道路、用途地域などによって、建てられる家の大きさも変わります。

それでも、

「都心へのアクセスはある程度確保したい。でも、家の中だけで完結する暮らしではなく、少し外にも開かれた家に住みたい」

という方にとって、杉並区は検討しやすい選択肢の一つだと思います。


「庭が欲しい」の中身を、一度分解してみる

土地探しをしていると、

「できれば庭付きがいい」

という希望が出てくることがあります。

でも、ここで一度立ち止まってみてほしい。

なぜ庭が欲しいのでしょうか。

例えば、

  • 子どもを外で遊ばせたい
  • 家庭菜園をしたい
  • 犬を走らせたい
  • 洗濯物を外に干したい
  • ウッドデッキでお茶を飲みたい
  • 植物を育てたい
  • 外からの視線を気にせず過ごしたい

目的によって、必要な庭の広さはかなり変わります。

「庭付き」という条件だけを見ると、土地は広ければ広いほど良さそうに感じます。

でも、土地が広くなれば、その分価格も上がります。

そして、土地代に予算を使いすぎると、

「本当はもう少し広いリビングが欲しかった」

「収納を増やしたかった」

「外構にお金をかけられなくなった」

ということも起こります。

だから私は、「庭が欲しい」という希望を、そのまま土地の広さに変換しないことが大切だと思っています。


庭と建物は、どちらかを諦める話ではない

土地探しでは、

「庭を広くするなら、家を小さくするしかない」

と思ってしまいがちです。

もちろん土地の面積には限りがあります。

建ぺい率や用途地域などの制限もあるため、好きなだけ建物を大きくしたり、庭を広くしたりできるわけではありません。

ただ、同じ土地面積でも、建物の形や配置によって、残る屋外空間の使い方は変わります。

例えば、建物を土地の端に寄せるのか、中央に配置するのか。

リビングと庭をどの位置でつなぐのか。

駐車場をどこに置くのか。

道路からの視線をどう遮るのか。

単純に「庭○坪」という数字だけでは、暮らしやすさは決まりません。

庭の面積よりも、「その庭が家の中からどう見えるか」「どう使えるか」のほうが大事なこともあります。

これは、土地探しをするときに意外と見落とされやすいポイントです。


例えば「10㎡の庭」でも、できることはある

庭というと、広い芝生が広がっていて、子どもが走り回れるような場所を想像する方もいるかもしれません。

でも、庭の使い方はそれだけではありません。

10㎡程度のスペースでも、

  • 小さなテーブルと椅子を置く
  • シンボルツリーを植える
  • 子どもの水遊びスペースを作る
  • プランターで家庭菜園をする
  • ウッドデッキを設ける

など、使い方は様々。

反対に、せっかく広い庭があっても、家の中から出入りしづらかったり、隣家から丸見えだったり、日当たりが悪かったりすると、思ったほど使わなくなることもあります。

「広い庭=使いやすい庭」ではない。

ここは、庭付き戸建てを探すときに覚えておきたいところです。


杉並区で庭付き戸建てを探すなら「駅距離」だけで見ない

杉並区には、駅から少し離れることで住宅街らしい落ち着きが増すエリアもあります。

荻窪、浜田山、永福町、善福寺、西荻窪など、エリアによって街の雰囲気もかなり違います。

駅近の利便性を優先するのか。

駅から少し離れてでも、土地の広さや周辺環境を優先するのか。

あるいは、

「駅徒歩15分でも、バスや自転車を組み合わせれば問題ない」

という考え方もあります。

不動産探しでは、つい「駅徒歩○分」という数字に目が行きます。

でも、実際の暮らしでは、駅から家までの15分だけで生活が決まるわけではありません。

スーパーはどこにあるのか。

子どもの通学路はどうか。

公園は近いか。

自転車で移動しやすいか。

休日にどこへ出かけるのか。

家の前の道路はどんな雰囲気なのか。

庭付き戸建てを探すのであれば、こうした「家の外側」まで含めて見てみると、候補地の見え方が変わってきます。


庭付き戸建てで、意外と忘れられがちなこと

庭がある暮らしは楽しい一方で、当然ながら手入れも必要です。

雑草は生えます。

木は伸びます。

落ち葉も落ちます。

そして、庭をきれいに保つためには、それなりに時間もお金もかかります。

ここは、庭への憧れだけで決めないほうがいいところです。

例えば、

「ガーデニングが好きだから、多少の手入れは苦にならない」

という方であれば、多少広めの庭でも楽しめるかもしれません。

一方、

「休日はできるだけ家事をしたくない」

という方は、芝生や植栽をたくさん入れるより、タイルテラスや低木など、手入れの負担を抑えた外構のほうが暮らしに合うかもしれません。

同じ「庭付き」でも、向いている庭は人によって違います。


子どもが小さい時期だけを基準にしない

子育て世代の場合、庭の使い方も子どもの成長とともに変わっていきます。

小さいうちは、

「ちょっと外で遊ばせたい」

「ビニールプールを出したい」

という使い方が中心かもしれません。

でも、子どもが大きくなれば、その使い方も変わります。

家庭菜園を始めるかもしれない。

親が植物を育てる場所になるかもしれない。

あるいは、ほとんど使わなくなるかもしれない。

だからこそ、「今、子どもが遊べる庭」だけではなく、「10年後もこの庭を使っているだろうか」と考えてみることも大切です。

家は、子どもの成長と一緒に暮らし方が変わっていくものだからです。


土地を見るときは、庭だけを見ない

庭付きの土地を探していると、どうしても「庭になりそうな部分」に目が行きます。

でも、現地ではぜひ家全体を見てほしいと思います。

例えば、

  • リビングの日当たりはどうか
  • 庭からリビングへ出入りしやすいか
  • 隣家との距離はどのくらいあるか
  • 目隠しをした場合、圧迫感が出ないか
  • 駐車場と庭を両立できるか
  • エアコン室外機や給湯器などの設備をどこに置くか
  • 水栓やコンセントをどこに設けるか
  • 将来、植栽が大きくなったときに困らないか

などです。

特に注文住宅の場合は、土地を契約してから「さて、どんな家を建てよう」と考えるのではなく、その土地にどんな建物を配置できるのかまで、ある程度イメージしてから判断することが重要です。

「庭が取れる土地」と「暮らしやすい庭が取れる土地」は、必ずしも同じではありません。


「庭付き」にこだわりすぎない選択肢もある

ここまで庭の話をしておきながら、私は「庭付き戸建てが断然おすすめ」とまでは思っていません。

杉並区には、公園や緑道など、家の外で自然を楽しめる場所がたくさんあります。

例えば、

「庭は小さくてもいいから、徒歩圏内に大きな公園がほしい」

という考え方もあります。

逆に、

「公園は近くになくてもいい。その代わり、自宅の庭で子どもを遊ばせたい」

という方もいるでしょう。

どちらが正解という話ではありません。

自分たちが「家の中」と「家の外」のどちらに、どれくらいお金をかけたいのか。

それを考えることが、住まい探しでは結構大事だと思っています。


「広い土地」より「暮らしに合う土地」を

不動産を探していると、

「もう少し広ければ……」

「あと5坪あれば……」

と、どんどん条件が増えていくことがあります。

もちろん、予算が許すのであれば、広い土地を選ぶのも一つの方法です。

ただ、土地が広くなるほど価格も上がります。

そして、土地に予算を使いすぎれば、建物や家具、外構、将来の修繕費など、別のところにしわ寄せが来ることも。

だから私は、

「何坪の土地が欲しいか」ではなく、まず「どんな暮らしがしたいか」から逆算すること

をおすすめしています。

子どもが庭で遊べればいいのか。

休日に庭で過ごしたいのか。

植物を育てたいのか。

外からの視線を気にせず過ごしたいのか。

その目的が分かれば、必要な土地の広さも少しずつ見えてきます。


まとめ|庭は「広さ」より「使い方」で考える

庭付き戸建てには、マンションにはない魅力があります。

子どもが外で遊べる。

植物を育てられる。

家と外がつながる。

ちょっとした気分転換に外へ出られる。

そういう小さな余白が、日々の暮らしを少し豊かにしてくれることもあります。

一方で、庭を広くするためには土地代が必要ですし、建物とのバランスや外構費、将来のメンテナンスまで考える必要があります。

だからこそ、

「庭付きの家が欲しい」から一歩進んで、「私は庭で何をしたいんだろう?」と考えてみてほしい。

そうすると、最初は「広い土地じゃないと無理」と思っていた希望が、意外な形で叶えられることがあります。

杉並区で庭付き戸建てを探す場合も、駅距離や土地面積だけでなく、周辺環境や土地の形、建物の配置まで含めて、一つひとつ見ていくことが大切です。

なかの不動産では、代表自らが注文住宅を建てた経験を基に、

「この土地なら、どんな暮らしができそうか」

ということを一緒に考えながら住まい探しをしています。

庭のある暮らしに少しでも興味がある方は、まだ具体的な購入計画がなくても大丈夫です。

「こんな家に住めたらいいな」

くらいの段階から、ぜひお気軽にご相談ください。


なかの不動産からのご案内

杉並区での戸建て探しはもちろん、土地探しや注文住宅についてもご相談いただけます。

「庭が欲しいけれど、どのくらいの土地が必要?」

「この予算なら、どんな暮らしができそう?」

そんなところからでも大丈夫です。

家そのものだけではなく、その家でどんな生活をしたいのかを一緒に整理しながら、無理のない住まい探しをお手伝いします。

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